有名作家の茶道具は高価!!

昔から由緒ある茶道具は高い値段で取引されていました。これらの茶道具を「名物」と言い、特に価値が高いとされています。「名物」と呼ばれる茶道具の多くは重要な文化財となっている物が多いようです。

「名物」程でもないが、高値で取引されるのが有名作家の作品です。「作家物」と呼ばれ、共箱や作品の裏または蓋の裏などに作者本人が作ったという証拠になる落款があります。他にも、箱の中に入っている書付なども証拠となるので買取の際には重要で、その有無だけで金額が大きく変わります。

例えば三輪休雪や角谷一圭、金重陶陽などは人気の作家です。

高価な茶道具は作家者だけではない!

希少性のある茶道具には付加価値があり、大幅に高い値が付けられます。その代表が、有名な偉人に関連した茶道具や有名な骨董収集家の遺品などです。この場合、箱の中にどのような経緯で贈られたものかを示す書付等がある場合が多く、これが確かな証拠となるので調べてみると良いです。

例えば、通称「稲葉天目」と言われる茶碗は、三代将軍徳川家光が将軍家所蔵の曜変天目茶碗の中でも最高のものを病に伏せる春日局に下賜しました。その後、淀藩主稲葉家に伝わったが、大正7年に取引されて現在は美術館にあります。その値段は当時で16万7千円で、現在の価格に換算すると17億円とも言われています。

他にも、懐石道具などは全ての皿と小物が揃っていると高価な値で買い取ってもらえます。この場合、傷や色あせは価値を落としてしまうので、取り扱いには注意が必要です。また、それらの入っていた箱や箱を包んでいた布や止め紐などがあれば買い取ってもらう際に箔が付くので大切にとっておくと良いです。